育休3ヶ月で簿記3級一周。数字が読めると景色が変わる

脱・資格依存

こんにちは、「hiyo-hina」です。

6月から8月までの3ヶ月間、育児休暇をいただきました。2歳の娘と、生まれたばかりの3ヶ月の息子。正直、「育休中に資格の勉強をする」なんて、想像していたよりずっとハードルが高かったです。

今日は、そんな育休のリアルと、育児の隙間時間でどうにか簿記3級のテキストを一周した話をしようと思います。

育児の隙間時間は、思っていたより「隙間」がない

育休というと、まとまった自由時間があるイメージを持たれるかもしれません。でも実際は真逆でした。

2歳児の相手をしながら、3ヶ月の乳児のお世話もする。ミルク、寝かしつけ、夜泣き、イヤイヤ期の合間を縫って、テキストを開けるのはほんの数分〜数十分単位。まとまった学習時間を確保するというより、「今、5分空いた。じゃあこのページだけ」の積み重ねでした。

正直、進みは決して速くありませんでした。それでも3ヶ月かけて、なんとか簿記3級のテキストを一周することができました。

一周終わって気づいたこと——「知識」より先に「視野」が変わった

ここが今回、一番伝えたいところです。

テキストを一周したからといって、簿記の知識が完全に身についたわけではありません。むしろ、まだ全然定着していないというのが正直な感覚です。問題を解けと言われたら、まだまだ怪しいところだらけです。

それでも、知る前と後とでは、明らかに「見える景色」が変わったんです。

  • 会社の数字を見たとき、「なんとなく利益が出ている/出ていない」ではなく、BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)が何を表しているのかが分かるようになった
  • ニュースや決算の話題を見たときに、「勘定科目」という言葉が持つ意味が、輪郭を持って理解できるようになった
  • 何より、お金の流れそのものを「構造」として捉える視点が、自分の中に生まれた

これは、簿記3級という資格そのものの価値というより、「お金の地図の読み方」を覚えた、という感覚に近いです。

薬剤師とお金の知識——実は相性がいい理由

私たち薬剤師は、日々の業務の中で「会社の数字」に直接触れる機会があまり多くありません。調剤報酬という制度の中で決まった枠組みの中で働いているぶん、自分たちの仕事がどう会社の収益に変換されているのか、あまり意識せずに過ごせてしまう職業でもあります。

だからこそ、簿記のようなお金の基礎知識は、薬剤師にとって「知らなくても仕事はできるけど、知っていると景色がまるで変わる」タイプの学びだと感じています。

  • 自分の店舗の売上や利益構造を、数字として理解できるようになる
  • 転職や独立、副業を考えるときにも、相手(会社)の数字を読む力がそのまま武器になる
  • 将来的にFPなど、資産形成寄りの知識に進むときの土台にもなる

「薬剤師免許だけに依存しない自立」を目指す私にとって、この3ヶ月で得たお金の流れを理解する視点は、間違いなく人生において意義のある投資だったと感じています。

完璧じゃなくていい、まず一周する意味

今回、あらためて実感したのは、「完璧に理解してから次に進む」よりも、「まず一周してみる」ことの価値です。

育児の隙間時間という、決して十分とは言えない条件の中でも、一周やり切ったことで、

  • 全体像が頭に入り、「どこが分かっていて、どこが分かっていないか」が見えるようになった
  • 次に同じ範囲を復習するとき、ゼロから読むより圧倒的に理解が早くなる下地ができた
  • 何より、「育児をしながらでも、少しずつなら前に進める」という実感そのものが、自分の自信になった

もし今、あなたが「育児や仕事で時間がなくて、勉強なんて無理かも」と感じているなら、伝えたいのはこれです。

隙間時間の5分は、積み重なれば3ヶ月でテキスト一周分になる。

完璧な理解は、後からでも追いつけます。まずは、全体を一周してみることから始めてみてください。

おわりに

育休という限られた時間の中で、子どもたちと過ごす日々を最優先にしながらも、少しずつ未来への種まきができたこと。それがこの3ヶ月の一番の収穫だったと思います。

引き続き、簿記3級の定着と、その先の資格学習・資産形成についても、リアルな進捗をこのブログで発信していきます。同じように育児と学びを両立させようとしている方の、小さな後押しになれば嬉しいです。

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